こんにちは!Dr.TANです。今回の車検はヴィッツ KSP90 19年式 走行距離は3.9万キロです。
ドライブシャフトブーツ外側が左右とも切れてしまっていました。
よく見ると分割してある部分の接着が離れてしまっていますね。
ドライブシャフトブーツには2種類あります。一つは割れていないタイプです。こちらは部品代が安く割れていない分耐久性はあります。しかしドライブシャフトを脱着する必要がある為、工賃が高くなります。もう一つが割れているタイプです。もともと装着されていて今回装着したのもこのタイプです。こちらは部品金額は少し高いですが、装着が簡単で作業の時短ができます。工賃も安く済みます。しかし耐久性は劣りますので、しっかり装着していないとすぐにダメになってしまいます。
まずこのようにしっかりと接着剤を塗ります。塗り方があまいと接着しません。
次にはめ込みます。ここもしっかり爪にはめ込まないといけません。特にくぼんでいる部分ははめにくいので注意が必要です。
そして接着剤を熱を加えながら密着させます。付属の発熱剤(ホッカイロの強力版)をあてます。一時的に100℃くらいまでなる強力なタイプです。
密着したらもとに戻して終わりです。作業時間は左右で約1、5時間です。
これで車検を通して終わりになります。
費用は部品代¥6,000 工賃¥5,000片側になります。
今回の場合、急きょ部品を取り寄せて当日中にお返しできましたが、通常はお取り寄せとなります。このようなことがあるかもしれませんので、車検はお早めにお済ませください!