ニッサンラフェスタのタイロッドエンドブーツ、スタビライザーリンク交換です。ハンドルを切ると異音がしてからでは遅い。

投稿日 : 2018年1月27日最終更新日時 : 2018年1月27日投稿者 : tsuzuki カテゴリー : メンテナンス, 修理, 消耗品

こんにちは！Ｄｒ．ＴＡＮです。ラフェスタにお乗りのＴ様の車検をさせて頂きました。

今回は特に目立つ異常個所はありませんでしたが、タイロッドエンドブーツとスタビライザーリンクブーツにひび割れがありましたので、予防整備ということで交換致しました。どちらもハンドル操作すると動く部品で、壊れるとハンドルを切ったときゴトゴト異音がします。スタビライザーリンクはとても簡単に説明するとスタビライザーという車がカーブを曲がるときに加重移動でふらつくのを防ぐ棒があり、それが突っ張りふらつきを抑えています。その棒と足回りをリンクさせているのがスタビライザーリンクです。このように端と端にゴムのブーツがついていますが、劣化すると破れてしまいます。

タイロッドエンドブーツはタイロッドというハンドルを切ったときにその力をタイヤに伝える棒です。その棒の端に付いているのでタイロッドエンドブーツといいます。この部品も動くので劣化すると破れます。
スタビライザーリンクから交換します。タイヤを外したこの辺に付いています。

これがブーツです。切れてはいませんがひび割れていますね。

外します。

上が新品、下が外した部品です。

このようにゴムが潰れています。

新品に交換しました。

次にタイロッドエンドブーツの交換です。こちらも破れてはいませんがヒビがでてますね。

外します。こちらはブーツ単品で交換可能です。

上から見た感じです。左が外したもの、右が新品です。一見わかりませんが、横から見ると

このように潰れています。

可動部にグリスを塗ってスポッとはめます。

無事交換終了です。

走行後の変化が分かる部品ではありませんが、自分の車の部品が新しくなったと思うと気持ちが良いですよね！きっと車も喜んでいるでしょう。
このように細かい部品を交換して愛車を健康に長持ちさせてあげましょう。