皆様こんにちは!
都筑店メカニックのIです。
4月の29日、30日はスーパー耐久シリーズ第2戦目がスポーツランドSUGOにて開催されました!
レースのレポートも行いますが、詳細自体は公式HPにも掲載されますので、僕は前回のもてぎ戦に引き続き、現場のメカニック視点でのご紹介をさせて頂こうかと思います!
公式HP: GTNET MOTOR SPORTS
さて今回はレース展開の紹介以外に、今シーズンから新たに導入された「ウェイトハンデ」についてご紹介します(^^)
シリーズポイントの高いチームほど重いウェイトハンデが架せられ、同じチームが連勝し続けること難しくし、よりレース展開を盛り上げる為の制度です。
勝てば勝つほど車両に重りが追加されてゆき、どんどん重たくなっていくのです。
99号車は開幕戦で3位表彰台でしたので、今回のレースではハンデとして「10kg」の重りを車両に載せています。
このクォーターウィンドウに貼られたステッカーがウェイトを積んでいるという証です。ちなみに僕が貼りました(´∀`)
お次はSUGOのピットをご紹介。
全6戦の中でSUGOのピットが一番狭いように感じます。ついでに傾きもかなりのものでアライメントもとりにくいのです・・・。
写真は予選前日の作業風景ですが、どうですか?
GT3が中に納まるとかなり狭いのが伝わりますかね?
クイックチャージャーでガソリンを給油中です。
壁との距離はドアがギリギリ開く程度。人の行き来やタイヤや部品の運搬等は大変です・・・(´Д`;)
気をつけないとGTウイングとかで頭ぶつけるので注意です(笑)
さて最後にレースのレポートです。
予選では総合5位、決勝は5番手スタートとなりました。
スタートドライバーの星野選手が順調に走行を続け、一時は3番手まで順位を上げたのですが、ブレーキトラブルにより急遽ピットイン。
その後数回ブレーキ関係の調整や点検を繰り返し、クラス最下位でなんとか完走しました。
昨年、岡山国際サーキットでの今回と同じブレーキトラブルによる大クラッシュを経験しているので、現場にいたメカニック及びレース関係者はかなり冷やりとした瞬間だったかと思います・・・。
序盤までは調子が良かった為、悔しさが残るレースとなりましたが、ドライバーさんに怪我等が無く、リタイアせずに無事に走りきれたのでひとまず安心です。。
次戦3戦目は6月に三重県の鈴鹿サーキットにて開催されます。
シリーズポイントの配分も大きなレースになりますので、きっちり車両のメンテ&対策をしてなんとしても優勝を目指したいところです!
皆様、引き続き応援の程宜しくお願い致します!
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