こんにちは!Dr.TANです。
ゴールデンウィークはスーパーGTを観戦してきました。場所はF1も開催された国内屈指のハイスピードコース、富士スピードウェイです。
こちらがピットです。一般の方は入れませんが今回は特別に許可を得て入っています。意外とコンパクトで必要最低限の機材とマシンが置かれています。
マシンはカーナンバー5 マッハ車検 MC86 Y’s distractionです。
外観はトヨタ86ですが、中身は全く異なる構造をしています。外観は全てカーボン製で簡単に外せる様になっています。中はモノコックという大きなカーボン製のバスタブのような構造で前にエンジン、後ろにミッションをモノコックでサンドしてありこれが1つに合体した構造になっています。
こちらはサスペンションです。あれっ!?っと思った方はするどいです。市販車は縦についてますがこちらは横です。これはインボードマウントといいスプリング、ダンパー構造を車体の内部に搭載しボディの厚みを無くし空力性能を向上させています。
これはリストラクターですね。エンジンに流入する空気量をこれにより制限しています。
市販車の状態に近いスーパー耐久のマシンと違いスーパーGTのマシンはフォーミュラカーに近い構造です。そういった違いをじっくりと観察させていただきました。
午前の霧は消えピットウォークが始まりました!ファンがレーサーやレースクイーンに真近で会えるチャンスですので毎回とても人気があります。
TEAM MACHもこのようにとても人気があり、このときばかりはドライバーもにこやかにファンサービスに応えます。レースに華を添えてくれるレースクイーンの存在も欠かせません!
こちらはセーフティーカーです。最新のNSXが登場しました。しかし、いくら全開でレースコントロールしてもGT500となればフラストレーションが溜まってしまいます。いかにスーパーGTのマシンが早いかですね!
ピット側から練習走行の様子です。レースではドライバーはもちろん、監督、チーフエンジニア、ピットクルー、マネージャー等さまざまな役割の人たちが的確に判断し仕事をしています。全員が良いレースをする為に一致団結しています。
予選の3日は前日の雨で霧が濃く、予定していた午前中の練習走行がキャンセルとなってしまいました。一時は予定がどうなるかと思いましたが、午後になんとか晴れ、練習走行、予選が行われました。練習走行ではブレーキトラブルによりピットまで自力で戻れない状態になってしまいましたが、無事修理は終わり迎えた予選は1’37.555(gogogo!)で15位の結果になりました。迎えた決勝は私は残念ながら観戦ができませんでしたが、12位とポジションを3つ上げて無事フィニッシュしました。
サポートレースのポルシェカレラカップです。
このポルシェワンメイクレースカーは外観は市販車に近いですがポルシェが専用に1から開発したレースカーで4L自然吸気エンジンは485psを発揮します。ラップタイムは約1’41と世界最速のワンメイクレースカーです。
皆さんもぜひ1度、サーキットへ遊びに行って現場での雰囲気、匂い、音を味わってください!スーパーGTではレース以外でもステージイベント、物産物の販売、体験企画等いろいろなイベントを開催しています。大人も子供も一日中楽しめますよ!
次戦・・・スーパーGT 第3戦 鈴鹿 5/19~20
スーパー耐久 第3戦 富士24時間 5/31~6/3