皆様こんにちは!
GTNET車検センターのいしてつです。
近頃、R35 GT-Rの初期モデルがかなりお求めやすい価格体で流通するようになってきました。ここで皆様が一番気にされるのは、GT-R特有のトラブルについて。MTトラブルやフライホイールハウジングのガタ、それ以外にもタイヤやブレーキローター等の消耗品も交換するとなったら高額になるため、とても気になるところです。
しかし、逆に考えてみれば…これが原因で安く買えるのであれば、それはお得なのでは?…ということで、今回はフライホイールハウジングの交換についてご紹介いたします。
【R35 GT-R フライホイールハウジング交換】
部品: 108,000
工賃: 70,000
(別途ショートパーツ)
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合計: 178,000(税別)
実はこちらのお客様は、当店にて何台もお車をお乗り換えいただいている常連様♪今回はGT-Rにお乗り換えということで何台かピックアップしたところ、この車が気に入られたようで。現状フライホイールハウジングの音が発生していたため、状態の説明をすると「え?それを交換するだけでしょ!?交換代を考えても、パールのGT-Rがこの値段で買えるなら超お買い得じゃん!!!」と言って、すぐにご購入いただきました。そうなんです!上記の通り約18万円の修理費用なので、それ以上に車両価格が相場よりも安ければ、トータルでお得に、且つハウジングが対策品になるので、かなりオススメなんです♪
それでは、早速交換作業に入ります。
20年式 ブラックエディション 約7万km走行の車両で、過去にハウジング交換の記録簿等はございませんでした。そのため、定番のあの音が…しかも結構でかい!?
早速下回り点検も兼ねて、ハウジングを外していきます。
ちなみに、ハウジングを外す作業が大変なのではなく、触媒を外すのがかなり時間を要するのです。触媒が外れてしまえば、ハウジングを外すのはあっという間です。。。笑
外から見たところ、結構キレイで状態も悪くなさそうですが…実際に外したものと、対策品(新品)を比べてみましょう!
写真ではわかりにくいのですが、対策品は印の部分がフリーになっていて左上の留め具が無いと、外れて落ちてしまう状況です。これにより、エンジン側からの振動などがベアリング側に伝わりにくくなり、ベアリングガタが出にくくなっております。逆に、未対策品はエンジン側からの振動などをダイレクトに受けているため、ハウジングアルミ部分、及びベアリングにガタが出やすく音が出てしまうわけです。こちらの車両はそれがかなり進行しているため、前後(動画では上下)に大きく動くようにまでなってしまっています。
動画をご覧いただき、仕組みをご理解いいただけましたでしょうか?対策品ではこのガタを出にくくするように、フリーになっているということです。
R35GT-Rに乗っていて、最近下回りからガラガラといった音がし始めたなぁ…という方は、まず一度点検にお持ち下さい。未対策品の場合交換作業承ります!!
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