こんにちは!都筑店メカのIです。

本日はトヨタ MR-S(ZZW30)の水廻り(ウォーターポンプ、サーモスタット)の交換作業のご紹介です。

MR-S ZZW30

MR-Sはその名の通りMR(ミッドシップレイアウト)の珍しい車です。

ミッドシップレイアウトとはエンジンの搭載位置が後方にあり、且つ車輌の中心に近い位置に搭載することで主にコーナーリング性能の向上を目的とされています。MR-Sも車重の軽さと相まってコーナーリングは軽快そのもの!とても気持ちよくに走ってくれます(^^)

ですが、走りにおいてはメリットの多いMR。整備作業においてはそうとは限りません。

基本的には作業スペースが狭くなり整備性は悪い車輌が多いです・・・。

MR-Sはまだましな方ですが、決して整備性が良い車ではありませんね(^^;)

MR-S ZZW30 サーモスタット交換

リアフェンダーやリアバンパーから覗き込んでの作業が多いので、車輌をしっかりと養生していきます。

今回交換するサーモスタット。いきなり見えるところまで進んでいますが、実際にはかなり奥まった部分についていて車輌をリフトアップしたたけでは見えません。

MR-S ZZW30 サーモスタット MR-S ZZW30 サーモスタット

エアコンのコンプレッサーを外して逃がしておくとサーモスタットハウジングを確認でき、アクセスできます。

写真は既にサーモスタットハウジングを外したところです。当然ながら冷却水も既に抜いてあります。

ウォーターポンプも同時交換なので補機ベルトも外しますから、オルタネーターも逃がしておくとさらにアクセスしやすいです(^^)v

img_2878

車輌から取り外して新旧比較です。今回は純正ではなくTRD製のローテンプサーモスタットに交換します!

MR-S サーモスタット MR-S TRDサーモスタット

純正が水温82℃で開弁に対してTRDのものは71℃開弁となっております。

MR-S ZZW30 ウォーターポンプ交換

お次はウォーターポンプです。

もう出てこないと思って油断していたら、外した際に残りの冷却水かかったので写真はここで終了です・・・。

外したものは冷却水が滲んでいて、ベアリング自体にも若干異音が出始めていました。

新品は部品が改良されているのか、若干形が変わっていましたよ~

 

各部品を組付けたら冷却水のエア抜き・漏れチェックをして作業完了です!

このエア抜き作業がまた面倒なのです・・・。

エンジンは後方、ラジエーターは前方にありますから、なかなかエアが抜けないんですね~

こちらのお車、これ以外にもいろいろな作業をご依頼頂きましたので、続きはまた後日ご紹介したいと思います~

 

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